新年の挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます

昨年は、東京オリンピック・パラリンピックという華やかな国際イベントがありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で社会活動が制限され、我々医療界をはじめとして、大きな影響を受けました。現在も新しい変異株の再感染拡大の懸念はありますが、コロナウイルスに対する新しい知見やワクチン接種の普及によって、徐々に日常を取り戻しつつあります。

当院としましては、これから始まるコロナワクチンブースター接種の集団接種会場への医療―チームの派遣や接種難民への協力を引き続き行っていきます。また12歳以下への院内接種も行っていく予定にしています。新型コロナウイルス感染に対する治療と予防に対しては、今年も地域医療に携わる当院にとっての大きな使命として取り組んでいきます。

令和211月より当院常勤外科医師が一人体制となり、大変なご不安とご不便をおかけしてきましたが、本年1月から、古屋智規先生が外科部長として就任することになりました。今後は、周辺病院や弘前大学第二外科との協力のもと、当院での外科治療の充実を図っていきたいと思います。

皆さんがご存知のように、アメリカメジャーリーグで大谷翔平選手が大活躍し、世代を超えて、人種を超えて多くの人に愛されました。投手・打者・走者として圧倒にすごい事。無理だという意見が多かった二刀流を成し遂げた事(挑戦者としての成功)。謙虚で野球(仕事)を楽しんでいるように見えること。さらなる向上心を持っている事などが愛される要因であり、私も、自分の子供世代の大谷選手を尊敬し、愛してやまない一人であります。これからも、謙虚で楽しみながら向上心をもって仕事ができる職員が、一人でも多く育つような職場づくりをしていきたいと思っています。

入院患者・入所者様そしてご家族様におかれましては、面会制限期間が長期にわたり、大変ご心配・ご迷惑をおかけしております。コロナ感染状況によって、面会の制限の程度や手続きは、今後も変更があると思いますが、皆さまには丁寧な説明を心がけていきますので、ご理解・ご協力くださいますようお願い申し上げます。

本年も、ご指導・ご支援を賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。

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 令和4年1月吉日

病院長 大塚 博徳

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